Articles - Interview
   VOGUE magazine
    December 2003  

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ヘイデン22歳。『Shattered Glass』(ニュースの天才)で主演。
メディアから離れてスーパーモデル、キャロルとカプリのアルフィーコーストという
浜辺に来ています。 −撮影のため


    Writer: Robert Sullivan
     Photographer: Mario Testino

■Hayden’s Interview


  −うそつきのポーカー
『Shattered Glass』でレポーター役に挑戦する。
ヘイデンにとって合っている役だろうか…。


『Shattered Glass』で22歳のヘイデンはウソつき、犯罪者の役を演じている。ゾッとするほど彼の演技は、そのキャラクター、スティーブン・グラスに似ている。
スティーブン・グラスといえばニューパブリックのスタッフで高い評価を得たライターだが、彼の書いた話はウソばかりだった。
グラス、彼はジャーナリズムにとって非常にブラックな存在になった。そしてこのスキャンダルが起きたのは1998年。

ヘイデンとプールサイドで会ったとき、彼のことを信用していいのか分からなかった。彼はあまりにもグラス役を上手く演じたから。

ヘイデンは昨日12時間かけてオーストラリアからビバリーヒルズに来たのだ。彼はお兄さんが新しく買った家を見ていなかったので見に行って来た。これはヘイデンと一緒に住む家だ。

レンタルスペース(自分の持ち物を保管する)に行って大きなテレビを持って来た。ハイテクだけど見た目は悪い。これを作った人は作るのに集中して見た目を気にしなかったんだね、と言う。レンタルしたワゴンに積んでいたときワゴンに挟まって死にそうになったと言ったがこの話を本当だと信じていいのか分からない。
彼はルックスがよくて日焼けして鍛えられていて挟まれるような人にはどうしても見えない。そしてこのテレビ作ったのはなんと自分のおじさんで『スター・トレック』で使われているフェザーも作ったと言う。本当だろうか?

監督ビリーレイの仕事は素晴らしくヘイデンの演技もグラス役を興味深いキャラクターに見せている。グラスは非常に頭が良くてウソの記事を書いただけでなく、その話の元となるサイトやビジネスカード、人の存在までもまったくのウソで作ってしまった。

この映画でグラスは多くの女性スタッフに囲まれていたことがわかる。ヘイデンはグラスと会ったことはないけれど、彼はグラスは女性からパワーを得たとみている。
H:「グラスは仕事で女性に囲まれ、可愛がられ、女性達に自分を可愛そうだと思われたかった。」
そして実際の同僚だったロージンは言う。ヘイデンは上手く彼の役を演じた。彼の可愛そうな雰囲気も上手く出している。そして女性たちとの関係もよく表している。

この映画はドキュメンタリーではない。けれどドキュメンタリーに近い。たとえば、ある重要なシーンで実際のグラスとレポーターが会話していた録音からのものをそのまま使っている。そしてヘイデンの演技もとてもリアルだった。ロージンはショックなほどリアルだと言う。

チャールズ・レイン、彼はニューパブリックの編集長だった。彼がモントリオールでの撮影に訪れたとき、ヘイデンの演技を見てゾッとするくらいグラスに似ていると言った。そしてこのグラス役がアンチ・ヒーローであればチャック・レイン役はあまり好かれていないけれどヒーローだ。なぜ人気がなかったかと言えば以前の編集長、マイケル・ケリーが慕われていて、彼はイラク戦争担当のときに亡くなってそれからチャックが来たからだった。

H:「映画の中でのグラスはウソにウソを重ねてダメになって行くが、個人的には彼は優れたレポーターになれる素質があったはず、なのでちょっと悲しいよ。彼はこんなウソをつかなくてもよかったはず…。」

この映画はジャーナリストとしてのモラルを問うこと、けれどそれ以上にゴールにたどり着くために自分がやるべきことを見失った人を語っている。
『Shattered Glass』の撮影の最後の方でヘイデンは自分が演じている役に疲れて来たと言った。
H:「毎日仕事に行ってウソばかりついている人の役を演じなければならなかったから。」
彼にとってきつい仕事だった。
H:「精神的に不安になった。」
トロントで彼はテニスをやっていて、そしてアイスホッケーのスターになれたかもしれない。16歳まではアイスホッケーをやっていた。お姉さんがプリングルスのCMのオーディションに行ったとき一緒に行って初めてこの世界に入ったのだ。

『Shattered Glass』の監督ビリー・レイはヘイデンが『スター・ウォーズ/エピソード2』から『Shattered Glass』のような作品に出演したことを評価している。あんなビッグな映画に出演した後なのに、こういう役を選ぶということはヘイデンはチャレンジャーだと。
今、人々はヘイデンを見て、この人は誰だ、素晴しいじゃないか、または彼が素晴しいのは前から知っていたよと、どちらかの反応をするはずだ。

今日彼は筋肉痛かもしれない。なぜかというとおじさんの作ったテレビを動かしたから。そしてこのおじさんは『スター・トレック』で使われたフェザーを発明したといわれているおじさんだ。

僕は(この記事のライター)調べたが、このおじさんが本当に作ったらしい。この情報によるとスター・トレックの監督がイベントでおじさんのフェザーを見て感心し実際に使うことになったということだ。

ヘイデンは一切ウソをついていなかった。ヘイデンの生活は充実しているので彼はウソをつく必要などないのだ。