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撮影した新しい3つの映画の公開を控えている
胸をときめかせるハリウッドの俳優
トロント郊外の実家のリビングに立っているヘイデン、ワークブーツとTシャツでヘアはボサボサで、髪の毛に土がついている。
「ハイスピードで走るのが好きさ。僕と一緒に車に乗ってみればわかるよ。裏庭に置いてある土いじりの車、ボブキャットじゃないよ(笑)。それで近くを走り周って驚かせることぐらいはできるけどね。」
ヘイデンが4歳のとき、お姉さんのヘイサが庭の葉っぱにコインを貼って、木からコインが出るのよと言ったのでそう思っていた。
その木のある庭は昨年の大雨でめちゃめちゃになってしまった。「ダメージを受けた庭をちゃんとすると両親に約束したんだ。」
「今はめちゃくちゃでSF映画『未知との遭遇』(Close Encounters)のリチャード・ドレファース(Richard Dreyfuss)が作ったクレイジーな山のようだ。雨雲が出てきたからもうコントロール出来ない状態になるかもしれない。」
アナキンに選ばれる何年も前に別のパワーを見た。
トロントからお祖父さんとお祖母さんのいるニューヨークに両親と兄弟4人でよく遊びに行っていたときのことだ。
「ナイアガラの滝を通るとき、その強いパワーで腕に鳥肌が立ったりした。たけど圧倒されて感動してその気持ちが忘れられなかった。ナイヤガラは音と強さと美しさが好きだ。」
大きく状況が変わっていくのはナイヤガラの滝に吸い込まれるような感じだったと言う。
『スター・ウォーズ』のキャストになって19歳で、高校を卒業して8ヶ月しか経っていないのに彼の周りは大きく変わった。
7歳からコマーシャルやカナダのテレビに出て、『バージン・スーサイズ』(The Virgin Suicides)の端役から『海辺の家』(Life
as aHouse)のメインキャストを務めた。
けれどルーカスのような大きなスケールの映画は初めてで分からないことだらけで、そこは別世界だった。その生活に慣れるまでとても不安だったが成長させられた。
「その仕事の素晴しさを体験してストイックにハイレベルを目指して行こうとするけど成れなくて、いつも駆け足しているような仕事に馴染めず、慣れたくもなかった。
どこに行っても自分のことが分かって僕を指差したり、突然人が集まって来て握手してきたり、大勢で追いかけられたり、女の子が叫んだり、どうすればいいのか分からない状態になったりした。今でもどうしていいのか分からないけど…。」
彼は今までそれほど多くの作品に出演していないが『スター・ウォーズ2』の後に『ニュースの天才』(Shattered Glass)に出演してニューパブリックのライター、スティーブン・グラスを演じている。これは彼とお兄さんのトーヴが経営している会社、フォレスト・パーク・ピクチャーズ(Forest
Park Pictures)がプロデュースしたものだ。あとは『海辺の家』、これはケビン・クラインの不良の10代の息子を演じて、ゴールデングローブ賞にノミネートされている。
ここ数ヶ月で公開される作品が3つ待機している。
3作品とも今、注目されている旬の女優と共演している。ミーシャ・バートンとの『エンジェルズとバージンズ』(Angels and Virgins)これはまだ仮のタイトルだ。ジェシカ・アルバとの『アウェイク』(Awake)、アンディ・ウォーホールにインスパイアされた『ファクトリー・ガール』(Factory
Girl)ではボブディラン風のキャラクターでシエナ・ミラーと共演している。
「撮影はラブシーンをやったり次のシーンでは服に火がついて坂を登っていたり、シュールな状態だった。こういう仕事をちゃんとやるためにリサーチしたり、キャラクターの準備をすることはすごく好きなんだけど、後で役を見るのは大嫌いなんだ。失敗が見えてしまうから…。
人が僕を見て、僕も映画館で自分を見ること、これはシュールだね。こういう家族のために庭をやっていることはこのような世界から遠ざかってフィルムビジネスから離れることができるから精神的にもいいね。実家に戻ると自分に帰れるからいい。
僕は長い間、自分の身体の中に他人がいるような気持ちだった。」
これは科学的にも証明されていることだけれど、人は何かを見たときそれに影響され、そのことによって新しい考えが生まれたり、新しい経験をしたりする。
ヘイデンには多くの人が関心を寄せている。グーグルで検索すると彼の生活、仕事、求めているもの、好きなものに関するサイトがたくさん見れる。
このようなサイトに行くと、お父さんはデンマークとイギリスの血が流れていてソフトウェアを作っていること、お母さんはライターでスウェーデンとイタリアの血を継いでいること、お姉さんのヘイサは元トランポリンのチャンピオンであったことが分かる。
彼はそうとうなスポーツマンでテニス、アイスホッケーのトップクラスの選手のひとりだった。カナダオープンのボールボーイを務めたときはジョン・マッケンローの試合中に早くボールを取ろうとして試合が中断したという話もある。『スター・ウォーズ』の戦いのシーンのためにテコンドも習った。
彼はシエナ・ミラー、ナタリー・ポートマンと付き合っていると噂されたことがある。
25歳の4月の誕生日はラスベガスのナイトクラブ、“タオ”(Tao)で祝った。このナイトクラブはパリス・ヒルトンが遊びに来ることで有名なところである。
「最近、気に入っている映画はヒミツにしておくよ。
映画は勉強として見てしまうんだ。ただ楽しむために見た最後のことはもう覚えていない。
1993年のドキュメンタリー、ロン・フリック(Ron Fricke)の『バラカ』(Baraka)は都会人と原始的な生活をしている人とが対比されている映画で、よく出来ていて強いメッセージを受けたよ。」
「気持ちのバランスを保つために良いことは音楽を聴くことと本を読むことだ。
好きなミュージシャンはアーケイド・ファイヤー(Arcade Fire)とアウト・キャスト(Outkast)、メロディが美しいフォークミュージシャン、マイカ・ピー・ヒンソン(Micah
P. Hinson)も好き。」
何回も読んでしまう本がジョセフ・ヒース(Joseph Heath)とアンドル・ポッター(Amdrew Potter)のリベル・セル(Rebel Sell)だ。
「最近、仕事のことばかり考えるようになって人生の意味など考えないようになっている。
物理学の本を読んで化学的、自然的、つかめないものだけどこんなことに頭を巡らせるのはとても楽しいんだ。」
スケジュールはこれからニューヨークに行って、ヨーロッパそしてアメリカに戻って撮影を始める。
「めちゃめちゃになっている庭に犬のビスケット(骨のかたちをした)をほおり投げてそこを古跡と呼びたいよ。」
(時間がないから困って溜息…。キッチンにサンドウィッチを作りに行く…)
「なんとかなるさ、いつもなんとかなっているんだから…。」
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